キャンプデビューにはデイキャンプが超オススメ
キャンプに興味があるけど、
自然の中でお泊まりは不安
キャンプ道具って揃えると結構お金が必要なんじゃないの?
ある程度揃えないとキャンプ出来ないんじゃない?
などなどで、キャンプを始められない方へ
デイキャンプ(日帰りキャンプ)いわゆるピクニック的なものをやってみてはいかがでしょう。
初心者にデイキャンプがおすすめな理由
- キャンプ道具が少なくて始められる(コストが抑えられる)
- 日中の明るい時間帯だけなので、安心・安全
宿泊しないので、夜間使用する道具は全て必要ないので、
キャンプ道具のメインとなるテントやシュラフ、ランタンなど初期コストがかかる道具を揃えずにお試し的にキャンプが出来るのが、デイキャンプです。
日中ですので、作業が行いやすいことはもちろん、
もし天候が崩れそうになっても、空の様子が分かり易く、明るい内に帰宅するということができます。
それでは、デイキャンプでこれだけは揃えておきたいという道具を紹介します。
デイキャンプで揃えておきたい道具リスト
まずは、どんなものがあればデイキャンプができるのか、
道具全体はこんな感じです。購入する優先順位で並べてみました。
デイキャンプ道具リスト(あったほうが良い優先順位)
- 椅子
- テーブル
- 焚き火台 BBQグリル コンロ
- クーラーボックス
- 食器、小物
- タープ(日かげ、雨避け)
ポイントは「タープ」が最後になっている点です。
キャンプにはテントやタープを使うイメージが大きく、
優先順位の最後になっているのはおかしいと思うかもしれません
もちろん、あれば快適になるのであったほうが良いですが、
出来るだけコストを抑えて始めてみたい場合は、後から購入というのもありです。
皆がどんなタープを使っているのか、キャンプ場で色々見てみてから
自分の好きなブランドのこれだと思うタイプや大きさのタープを購入する方が、
後で後悔しないと思います。
高価なものだと何回も買い替えできないですからね。
それではリスト順に選択ポイントやおススメを紹介します。
椅子(チェアー)
とりあえず椅子だけあれば、写真のように河原でのんびりって感じでデイキャンプ出来ちゃいます
まずは、自分に合った椅子を探すことから始めてはいかがでしょうか
椅子のタイプの分類として
座面が低く設定してある
- ローチェア
座面が高い(普通)の
- ハイチェア
に分けられます。
ローチェア
座面が地面から0~30センチ位の椅子です
ハイチェアと比較して、地面に近いものを扱ったり、
低いタープなどの下でも頭上に空間があり、開放感を感じることができる椅子です。
キャンプでの楽しみの一つの焚き火ではこのローチェアがおすすめです。
欠点は座面が低いので立ち上がり難いことです
立ったり座ったりの回数が多い場合は大変ですね。
ハイチェア
座面が地面から40センチ程度の椅子です。
ローチェア(ロースタイル)という分野が出来るまではキャンプ用の椅子は全部ハイチェアでした
立ったり座ったりが頻回になりそうな、パパ・ママさんキャンパーはハイチェアがおすすめ
一般的な椅子の座面の高さですので、日常リビングで椅子を使用している方は違和感なく使用できるでしょう。
欠点としては、ローチェアとの逆で、焚き火など低いものが扱いにくいことです
- 焚き火などじっくりまったりしたい人 → ローチェア
- 立ったり座ったり忙しい人 → ハイチェア
折り畳み方と座り心地の違い
キャンプ用の椅子はコンパクトになるように折り畳みとなっていますが
- パイプ椅子タイプ
- デッキチェアタイプ
- 収束タイプ
- ヘリノックスタイプ
折り畳み方にも違いがあります。
さらに、この折り畳み方が違うことで座面の形状に違いができるため、
座り心地も変わります。 実際に座ってみて自分に合ったものを探すのが一番ですが、
折り畳みタイプの特徴と座り心地の特徴を説明します。
パイプ椅子タイプ
折り畳み機構がまさにパイプ椅子と同じようになっている椅子です。
一番の特徴は、展開・撤収が一瞬でできてしまうことです
その分少し他のキャンプチェアと比較して収納がかさばります。
が、薄くなるので自動車の積載時にはあまり困りません
座面の特徴として、シートがフラットで標準的な座り心地
大腿部(太もも)への圧迫が少なく自由度があり、
包み込み感は無いけれどもその分立ち上がり易いです。
欠点というほどでもないですが、
座面シートの部分のフレームは固定されているので、
シートが劣化して伸びたり、シート生地が弱いとシートがたわみが出て、
お尻が沈むようになります。
のりっぺ一押しのタイプです。カーミットチェアなどもこのタイプに入ります。
(のりっぺはローバーチェアが欲しい!!)
デッキチェアタイプ
デッキチェアタイプは、パイプ椅子タイプと同じような構造ですが、
パイプ椅子は前後に開いて設置するのに対して、
デッキチェアタイプは左右に開いて設置します。一般的な車いすの構造と同じ仕組みです。
特徴はパイプ椅子タイプと同じで、設置・撤収が一瞬でできます
収納のサイズは大きくなりますが、サイズにもよりますが薄くなりますので車載には特に困らないです。
座り心地に関しては、座面はフラットで、商品によっては膝側の座面が少し高くなっていて、
後ろにもたれてゆったりできるタイプもあります。
座面がフラットなので、大腿部(太もも)の周囲の圧迫は無く、座りやすいです。
立ち上がりは、座面の傾斜があるものは立ち上がりにくくなりますので注意です。
一番の特徴は、シート部のフレームが左右に開いてシートをピンと張った状態にする構造です。
座面の荷重にシートの張りでバランスをとっているため、シートがたわんで沈み込むことが無いです。
収束タイプ
収束タイプは傘のように全体が束のように集まる構造になっています。
設置・撤収は一般的には簡単で一瞬で可能ですが、
足の部分が開ききっていない状態になることが多く、
座って荷重してみてから、しっかり広げることを再度行うことが多いです。
一番の特徴は、収納が細くなること(長さはあります)と比較的に価格が安価ということです。
とりあえず、何でも良いからキャンプ用の椅子を購入する場合、
この収束タイプが安価でおすすめです。
欠点としては、座り心地です。
座面の中心が一番低い状態の構造で、4本脚からハンモック上につるされていて、
座面の荷重に対して地面の4本脚の摩擦で保持している構造です。
地面が滑るところでは座面の中心に向かって収束してきてしまいます。
お尻が沈み込み、座った瞬間は深く沈むソファーのように感じて良い感じですが、
徐々に、シートをつっている4本足のトップが大腿部(太もも)の両側外側に当たってきて、
窮屈に感じてしまいます。
長時間でなければ問題にならないし、人によっては全然気にならない人もいるので、
試してから購入するか、たいていは安価なので
試しに購入してみても良いかもしれません。
ヘリノックスタイプ
10数年前にこの椅子が出てきたとき衝撃的でした。
はじめはA-LITE(エーライト)から出たのがきっかけだと記憶しているのですが、
ゆるキャン△で出てくるので知っている人も多いかもしれません。
ほぼ同時期にヘリノックスが同じ仕組みで脚付きのものが出てきました。
構造はテントのフレームと同じ機構で、
アルミパイプの内側にクッションコード(ゴム紐)が通してあり、
アルミパイプを組み立てると完成する椅子です。
特徴は、他のキャンプ用椅子に比較して軽量・コンパクト、それでいて座り心地が良いです。
座面は少し狭いですが、ハンモック上に張ってあるシートに包まれるようになっていて
この重さ・サイズで座り心地を犠牲にしない椅子です。
欠点というほどでもないですが、
設置する際に多少手がかかります。
上記にあるパイプ椅子タイプのようにはいかず、
シートが4本のフレームに引っ掛かり、ハンモックのようになるため、
シートをフレームにかける時に多少力が必要です。
また、体の大きい方は大腿部(太もも)の部分が狭く感じる方もいるかもです。
すっぽりお尻がハマるので、立ったり座ったりが多い人には向かないでしょう。
現在は似た機構の商品が増えてきたので、割と安価で購入できます。
ヘリノックスは高価ですが…
あと、欠点というか、脚が4本出ているタイプは、脚が細いので地面に埋まっていきます。
ぬかるんだ地面や砂利、砂の上では不安定です。
それ用のオプションもあるので、キャンプ場に合わせて購入しておきましょう。
椅子全般のことになりますが、体重制限(負荷上限)が記載されていますので、
自分の体重がOKか確認しておくと良いです。
特にこのアルミフレームタイプはフレームがかなりしなって支えますので注意です。
キャンプ椅子の構造タイプ別まとめ
設置の手軽さ | 重さ・収納サイズ | 座り心地 | |
---|---|---|---|
パイプ椅子タイプ | ◎ | △ | ◎ |
デッキチェアタイプ | ◎ | △ | ◎ |
収束タイプ | △ | ○ | × |
ヘリノックスタイプ | × | ◎ | ○ |
テーブル
デイキャンプで2番目に揃えておきたい道具になります。
椅子があればとりあえずゆっくり景色を楽しんだり休憩できますが、
飲食する場合、どうしてもテーブルが欲しくなります。
調理しないで、ちょっとお茶を飲もうという場合でも、
コップを置く場所がどうしても欲しいので、
テーブルを用意しておくのがおすすめです。
また、今後本格的にキャンプを始めても使用できるものを選びたいですよね。
テーブルを選ぶポイントは、
- 使用人数(テーブル天板の大きさ)
- 天板の高さ
- 天板の材質
- 折り畳み方法と収納サイズ
です。これらのポイントについて説明します。
使用人数とテーブルのサイズの選び方
テーブルを選ぶ際に悩むのが、サイズですよね。
もちろん広いテーブルがあれば、調理や食事など使い勝手が良いので、
できれば広いテーブルが欲しくなりますが、
テーブルの大きさはたいていの場合は、比例して収納サイズ、価格も大きくなります。
人数にあった大きさのテーブルでコスパの良い買い物をと考えると
まず、1人あたり使用するスペースはどのくらい必要かというと、
コップと皿を並べると、
幅:40センチ × 奥行:30センチ位 あれば使いやすいと思います。
4人で同時に使用することを考えると、
80センチ × 60センチ位 のテーブルを必要とします。
大人数でも同時に使用しなければ大きなテーブルは必要ありません
4人でも、同時に使用しなければ、
上記半分のサイズの 60センチ × 40センチ 位 のテーブルでも十分の場合もあります。
結論として、
小さめサイズを購入して、必要に応じて追加購入していくことをおすすめします。
そして、将来的にテーブルなどデザインに統一性を持たせたいと考える場合は、
少々高価になりますが、有名ブランドの商品を買っておくことです。
商品によっては、ジョイントして広くするタイプもありますし、
廃盤にならない限り同じテーブルを購入できます。(コールマンは廃盤になるの早めですね)
また、焚き火用テーブルと食事などで使用するテーブルを使い分けるなど、
複数テーブルを持っておくとキャンプサイトでは便利です。
おすすめは、最初から焚き火テーブルを買ってしまうことです。(今後どうしても欲しくなりますので、初めに買っちゃうのもありです)
天板の高さ
テーブルの高さは、
ロースタイルにするか、ハイスタイルにするか、
もしくは、どちらでも可能な調整や切替式タイプを選ぶかになります。
調理に力を入れたい場合、調理台としてはテーブルの高さは高くした方が調理しやすいです。
調理台としても使用する場合は高くできるテーブルをおすすめします。
ゆっくり椅子に座ってまったりしている姿勢では、低いテーブルが欲しくなります。
焚き火や、食事、ちょっとした食器を置いておくなど、オールマイティーに使用する場合はローテーブルをおすすめです。
テーブルの機構でローとハイを切り替えの出来るテーブルがありますが、
ローテーブルとして使用しておいて、調理のためにハイテーブルに切り替えるということは、
キャンプを行っている状態ではまずできないです。すでに物がテーブルの上に置いてあることと、
テーブルの切替機構にもよりますが、いったんテーブルを横にして切り替えるというタイプもありますので、
自分のスタイルと、使う場面を考えてローかハイを選びましょう。
使用場面によっては調理用として別に用意することも考えると幅が広がると思います。
- 調理をしっかりしたい → ハイテーブル
- オールマイティに使いたい → ローテーブル・切替式もあり
- 当日の使い方で使い分けたい → ハイ・ローの切替式(設置した後に切り替えは難しい)
テーブル天板の素材
テーブル天板の素材はキャンプ用品として販売しているものはたいていはこんな素材です。
- 木製(合板・竹など) → オシャレ、熱いものは置けない、水に弱い場合がある
- アルミ・鉄など金属製 → 焚き火テーブルなどがオススメ、サイズの割に重い
- 表面にメラミン加工 → 簡単に設置できるタイプが多く、サイズの割に軽い
初めに購入する時のおすすめは
アルミ・鉄などの金属製をおすすめします。
キャンプやBBQで焚き火など火を使うことが多く、鍋やヤカンをテーブルに置く機会が多いです。
鍋敷きを持って行けば良いですが、鍋敷きのある所しか置けないというのは割と不便です。
しかし、木製の天板がおしゃれで雰囲気が良いので、どうしても木製のテーブルをほしくなります。
のりっぺも初めて購入したのは、木製の天板でした。
焚き火に置いた鍋は煤がメッチャ付いてて、テーブルに置いたらテーブルは真っ黒の丸い跡がついてしました。
また、熱いものは置かないようにしていましたので、別に網状のテーブル状になる台を用意して使用していました。
高さ、サイズ、天板など総合的に、
焚き火テーブルで天板が金属製のものがおすすめになります。
折り畳み方法と収納サイズ
キャンプ用のテーブルはコンパクトに折りたためるようになっていますが、
天板の大きさと収納サイズは比例するのが一般的です。
収納タイプの種類と特徴
- 天板折り畳みタイプ → 設営が簡単、天板のサイズと収納サイズが比例
- 天板ロール収納タイプ → 設営に一手間、収納サイズが小さい
大きいテーブルはどうしても収納サイズも大きくなってしまいます。
テーブルがロールして収納できるものは天板のサイズを確保しながら収納サイズを小さくすることを両立したテーブルになります。
ロール収納タイプは、他の折り畳みタイプと比較して、設営に多少手間がかかるのが欠点です。
焚き火台 BBQグリル コンロ
BBQには BBQグリル
焚き火で調理などは 焚き火台
ガスやガソリンで火を使う場合は コンロ
ということになります。
BBQグリルには、炭を入れる部分にアルミをセットできて、片付けが簡単になっているものや、引き出しタイプになっている物などあります。
使用する人数によって、網の部分のサイズで大きさを選びましょう。
また、網の高さが椅子やテーブルとの使い勝手が良い高さのものを選ぶことを忘れずに。
焚き火台は、
人数や使い方でタイプが変わりますが、
複数人で使用して、焚き火やBBQグリルとしてオールマイティに使う場合
ユニフレームの ファイアグリル がおすすめ。
ユニフレーム ファイアグリル と 薪グリル の使い分け を参照。
その他、焚き火台として多くのメーカーが色々なアイデアで商品を出していますので、
焚き火台を選ぶのはキャンプの楽しさの一つですね。
最近 tokyo craftsの マクライト を購入、今度使用してみます。
このマクライト ファイアグリルや薪グリルに比較して、収納が薄く、メチャ軽い
形状では ファイアグリルと同じで風に弱そうですが、組み立てるとしっかりしていて安定します。
しかし、大きなダッチオーブンなど重いものを乗せると少し不安
マクライトに興味がある人はコチラ↓
ダッチオーブンなど大きな鍋で調理をする場合は、ファイアグリルをおすすめです。
以前、20年前にシェラストーブという電池で動くファンが底についている焚き火台(ソロストーブのファン付きみたいな感じ)を持っていました
ガンガン燃やして火遊びする楽しい焚き火台でした、solo stove も楽しそうですね。
クーラーボックス
クーラーボックスのタイプは大きく分けて
- ハードタイプ
- ソフトタイプ
に分けられます。
デイキャンプであれば、ソフトタイプがおすすめです。
ハードタイプは、保冷力が良い代わりに、大きく・重く・高価になります。
ソフトタイプは、保冷力はそこそこで、使用後にコンパクトに畳めて、軽く、比較的安価です。
価格は、保冷力の性能によって比例して高くなります
デイキャンプであれば、保冷力はあまり必要ないので、キャンプを始めてみる方にはソフトタイプがおすすめになります。
ハードクーラー
ハードクーラーはソフトクーラーに比べて保冷力が高いです。
保冷力が高いものほどクーラーの壁が厚くなったり、中に充填されていて、重くなります。
なので、性能が良くなればその分容量の割にサイズが大きく重くなっていきます。
保冷性能が良いものほど、価格も上がっていくものです。
自分の使用する容量と、保冷力、価格とであったものを探しましょう。
キャンプ用のハードクーラーはデザインが良くて性能も良いものもありますが、
性能重視で探す場合は、釣り用のクーラーボックスもおすすめです。
価格が高価になりますが、真空パネルを使用したものは壁の厚さに比較して性能が良くなります。
ソフトクーラー
デイキャンプではソフトクーラーボックスがおすすめです。
初めてデイキャンプを体験するのであれば、ソフトクーラーの性能で十分ですし、
今後本格的にキャンプを始める場合でも、サブとして十分利用できるからです。
宿泊キャンプにはソフトクーラーのみでは心もとないですが、
ハードクーラーと組み合わせで、生ものと飲料水などを分けて使用し、
頻繁に開け閉めする飲料水用のクーラーとしてサブで使用すると便利です。
また、軽量で、使用後は折りたためるため収納に優れています。
食器・小物
食器や小物については、百円ショップで揃えてしまえば、不便はありませんし、
使い捨ての物を利用するという方法があります。
デイキャンプやBBQで必需品ですが、専用の物を用意する必要はありません。
しかし、キャンプ用の商品はスタッキング(重なってコンパクトになる)出来るようになっており、
また、セットで購入するとケースも付属するものもあるので、
セットで買ってしまうのもありです。
おすすめは、メラミン・ホーロー・ステンレス製などの食器セットで、ある程度の重みがあるものです。
アウトドアでは風が吹くことが多くあり、軽い食器では飛んでしまうことがあるので、
食器に重さがある方が使い勝手は良いです。
シェラカップ
キャンプやアウトドアで良くみるシェラカップ。
キャンプや登山などでかっこよく使用しているところをイメージして憧れのシェラカップ
スタッキングは良いですが、ハンドル部分は出っ張ります。
形状的に簡単な調理からコップとしてまで幅広く使い方自由で色々と使えます
逆に言うと中途半端ということもあります
コップを用意するとシェラカップよりコップを使いたくなります。
一番の使う場面は、BBQの焼肉のタレを個々に持つ場合、鍋料理の取り皿としてはとても便利です。
チタン製とステンレス製がありますが、
チタン製は軽すぎて、中に物を入れていないと風で飛ばされます。
登山など荷物を少なくして軽くしたい場合には、
なんにでも使えるシェラカップは便利で、チタン製は軽いので重宝するかもしれませんが、
キャンプやデイキャンプではそれほどメリットを感じません。
でも、雰囲気は抜群でキャンプしているって感じが良いんですよね。
なんだかんだ言っても、キャンプは雰囲気を楽しむってのもあるので、
多少合理的でなくても好きな道具を使うってのが良いのかもしれません。
タープ
デイキャンプでは天気が良いと日陰が欲しくなります。
また、タープがあると多少の雨でもデイキャンプできてしまいます。
予算に余裕があれば、タープを購入しておくと宿泊キャンプでも使用できるので、
初めから購入しておくのも良いかもです。
ただ、色々なタイプがあるのと、デザインや、色、メーカーによって色々あるので
自分のキャンプのスタイルやデザインを統一して揃えたい方は、
最初から購入すると、後から他のものが欲しくなるということが良くあるので、
できれば、他の人のキャンプサイトを見てみてから本当に好きなものを購入するのが結局一番コストがかからないです。
簡単にタイプを分けて特徴を説明します。
ウイング型タープ
ウィング型タープというのは、屋根だけのタイプです
側面の壁が無いので、風の通りは良く涼しいですが、
周囲からは丸見えで、虫も自由に入って来ます。
設営はポール2本のものが多く、慣れれば1人でもそれほど時間もかからず設営できるようになります。
キャンプで開放感を大切にする場合はウィング型がおすすめです。
ウィングタープの形によって設営したときのシルエットや、設営スタイルのバリエーションが変わってきます。
ウィングタープとスクエア(レクタ)タープを使い方の違いから分けて分類する場合もあります
ヘキサ・オクタ
一般的にウィングタープというとこのタイプになります。
ウィングタープの特徴は、設営時のシルエットがカッコ良いところだと思います。
上手く設営すると曲線が綺麗に出て、シルエットが綺麗でカッコ良いです。
昔、mossテントの曲線美は憧れでした。
また、綺麗に設営することで、風にも強く、雨も溜まる事なく側方へ流してくれます。
スクエア(レクタ)
スクエア(レクタ)タープの特徴は、設営のバリエーションが豊富なところです。
一般的な屋根型だけでなく、側方一面を壁のように設営して、周囲からの視線や風を遮ることもできます。
タープの周囲にカシメやループが多くついている商品であれば、
ポールの位置やガイロープの張り方で自分の好きなように設営できます。
設営する面積に無駄が少ない形状なので、人数の多いキャンプで使い勝手が良いです。
ウィングタープと比較して、風の受け流しに弱く、ピンと張らないと雨が屋根の一部に溜まってしまうことがあります。
バリエーションの豊富さから、スクエア(レクタ)タープは一枚持っておくと便利です。
シェルター型タープ
側方を壁やメッシュに囲まれているタープで、
風や視線を避けられるので、安心感のあるタープです。
ファミリーキャンプでは虫の苦手なママさんなどが一緒の場合はこのシェルター型タープがおすすめです。
冬など寒い時期などもこのタイプがあれば安心です。
ただ、夏の暑い日には風通しがイマイチなので、暑く感じます。
側面を開放して使えば風は通りますが、虫も入ってきます。
雨の日には側面を開放すると意外と屋根部分は狭いので、
雨が横から吹き込んできてしまいます。夏の雨に日はムシムシします。
設営に関しては、少し手間がかかるものが多いです。
一人で設営は難しいものが多いです。
また、部品や幕のサイズなど多いので、収納サイズが大きく重くなります。
少し値段が高いものが多く、キャンプ初心者で初めに購入するには悩みますが、
虫が気になるようであれば、自分の気に入ったものがあれば購入するのもありです。
高価なものが多いので、簡単には買い直しができませんね。
簡易型タープ
レジャーなどで使いやすいように、簡単に設営できるタープです。
設営は簡単ですが、タープの有効サイズに比較して収納サイズが大きく、重いです。
また、強度も弱く、少し強風にあおられるとフレームが曲がります。
天気が良い時専用と考えましょう。
お手軽感があり始める場合には良さそうですが、
キャンプを始めると直ぐに物足りなるし、すぐに壊れてしまうかもです。
今後キャンプを継続するかもと考えている人には向かないでしょう。
その他 消耗品など
上記の物に加えて、デイキャンプでその他の細々とした必要物品をまとめておきます。
宿泊キャンプの場合は更に必要なものが増えます。
絶対あったほうが良いものは赤線を引いてます
No. | 物品 | 備考 |
---|---|---|
1 | ごみ袋 | 忘れがちですので、最初に確認 |
2 | 救急セット・虫刺され用の薬 | 最低限の物でも用意しましょう |
3 | 虫よけグッズ | ウエットティッシュタイプがおすすめ |
4 | 火消ツボ | 炭など途中で消して撤収できます |
5 | ティッシュかトイレットペーパー | いろいろ使えます |
6 | ウエットティッシュ | 布巾の代わり・手拭き用・食器を拭くなどに使用 |
7 | ガムテープ | 色々便利です(ゴミ袋を固定など) |
8 | 調味料 | タレ・塩コショウなど 意外と忘れます |
9 | アルミホイル | 調理など使えます |
10 | 箸・皿など | 忘れないように |
11 | 炭・薪 | キャンプ場にあるか確認 |
12 | 着火剤・バーナー・ライター | 火起こしには必需品 |
13 | ガス(OD缶・CB缶など) | コンロ・バーナーがある場合 |
14 | コンロ | 必要であれば |
15 | 鍋・調理器具 | 必要であれば |
16 | 食料・飲み物 | 飲み物をしっかり用意しましょう |
17 | 水タンク | 水分をしっかり持参すれば不要 |
18 | 着替え・タオル | 私は汗かきなので必需品です |
19 | 遊び道具(シャボン玉とか) | 子供がいる場合(ボール遊びは周囲に迷惑が掛からないように) |
20 | 食器用洗剤・スポンジ | 基本ウエットティッシュで拭いて帰ってから洗いましょう。 |
その他 |
消耗品はとりあえず、自宅で使用しているものを持っていけば良いのです。
鍋やフライパンも家庭用で十分使えます。(焚き火だと真っ黒になってしまいますが)
キャンプの経験が長いとキャンプ用品などがどんどん増えてしまいます。
必要ではないけど、色々グッズを持って行って使いたくなるので、
コンテナなどをキャンプ用に用意して、ある程度キャンプ専用に保管しておくとその都度用意しなくても良いのでおすすめです。
おしゃれなコンテナは高価ですが、ホームセンターなどにあるものでも、
ステッカーなど貼って、オリジナルのコンテナにするという方法もあります。
最近はコンテナもカッコ良いですね。
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